始まりの夏の風は
シトラスの香りで
浮き足立った

琥珀糖みたいな笑顔が
青いジェルネイルに
反射して

水平線に沈む夕日と
オレンジ色の君の横顔と
さざ波の静かな囁きと
夢のまほろば


終わりゆく夏の風は
君の残り香さえ
連れて行くんだ

群青色の水面と
白いバキュロジプシナに
別れを告げる

水平線に浮かぶ満月
どこにもいない君のぬくもりと
星屑が散っている夜空と
夢の足跡


真水で我に返る
微睡みの中の微笑み
いつかきっと忘れるさ


Dreaming Beach
夢の果てでは
夕闇さえもいつか消えてゆく
さざ波の静かな囁きと
君の幻想

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Dreaming Beach

夏の曲を作りたくて書きました。

閲覧数:139

投稿日:2021/06/12 18:07:50

文字数:276文字

カテゴリ:歌詞

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