1A
帰り道の 空を見上げて
夕焼けに溶ける 雲を探して
瞬く信号に 立ち止まった
閃く赤のサイレン
ふと思い出した 会話を辿る
「大切なもの」を語り合った日
眩しそうに細めた瞳は
遠い夜空に吸い込まれたまま

1B
誰も大切な事が見えていない
そんな気がしてばかりいるけど
じゃあ君には見えていたのか？
何より価値ある物が見えていたのか？

1S
答えを探しても意味なんてない
その進む道を真に信じられるか
崩れていく感覚に襲われたなら
手を伸ばす先に掴んで確かな希望を

夜の風に身を任せて叫ぶよ
ありのままの私自身を
意味なんて元から無いんだ
ただ心虚しく今を駆けるだけ


2A
真夜中過ぎ 空を見上げて
遥かを巡る 星を探して
描いた星座を 訪ねてゆけば
揺らいだ蒼のレグルス
二人で覗いた 望遠鏡で
「幸せの星」に 祈り捧げて
互いに秘密のお願い事
私の願いは叶わないまま

2B
誰も幸せな夢を追えていない
そんな気がしてばかりいるけど
じゃあ君には追えていたのか？
果てまで描いた夢を追えていたのか？

2S
終わりを気にしても意味なんてない
その前に阻む全てを壊し進め
塞いでいく感情に包まれたなら
振り払う意志に宿して小さな勇気を

夜の風に身を委ねて叫ぶよ
遠く未来に繋いだ夢を
意味なんて元から無いんだ
ただ心淋しく明日に託すだけ



D
いつでも笑いあえていた
いつでも慰めあえていた
信じたものは永遠だった
大切な日々に 幸せな時に
終わりあることを知ったのは
菊と白百合に埋もれた
静かに眠る君を撫でた時



LS
答えを探しても意味なんてない
その進む道を真に信じられるか
崩れていく感覚に襲われたなら
手を伸ばす先に掴んで確かな希望を

終わりを気にしても意味なんてない
その前に阻む全てを壊し進め
塞いでいく感情に包まれたなら
振り払う意志に宿して小さな勇気を

明けの空に身を乗り出し叫ぶよ
記憶の奥で 手を繋いだ二人
意味なんてこれから作ればいい
ただ心優しく過去にお別れを
今光輝く明日へ踏み出して


ひらがなばん


1A
かえりみちの そらをみあげて
ゆうやけにとける くもをさがして
またたくしんごうに たちどまった
ひらめくあかのさいれん
ふとおもいだした かいわをたどる
「たいせつなもの」をかたりあったひ
まぶしそうにほそめたひとみわ
とおいよぞらにすいこまれたまま

1B
だれもたいせつなことがみえていない
そんなきがしてばかりいるけど
じゃあきみにはみえていたのか？
なによりかちあるものがみえていたのか？

1S
こたえをさがしてもいみなんてない
そのすすむみちをしんにしんじられるか
くずれていくかんかくにおそわれたなら
てをのばすさきにつかんでたしかなきぼうを

よるのかぜにみをまかせてさけぶよ
ありのままのわたしじしんを
いみなんてもとからないんだ
ただこころむなしくいまをかけるだけ


2A
まよなかすぎ そらをみあげて
はるかをめぐる ほしをさがして
えがいたせいざを たずねてゆけば
ゆらいだあおのレグルス
ふたりでのぞいた ぼうえんきょうで
「しあわせのほし」に いのりささげて
たがいにひみつのおねがいごと
わたしのねがいわかなわないまま

2B
だれもしあわせなゆめをおえていない
そんなきがしてばかりいるけど
じゃあきみにはおえていたのか？
はてまでえがいたゆめをおえていたのか？

2S
おわりをきにしてもいみなんてない
そのまえにはばむすべてをこわしすすめ
ふさいでいくかんじょうにつつまれたなら
ふりはらういしにやどしてちいさなゆうきを

よるのかぜにみをゆだねてさけぶよ
とおくみらいにつないだゆめを
いみなんてもとからないんだ
ただこころさびしくあすにたくすだけ



C
いつでもわらいあえていた
いつでもなぐさめあえていた
しんじたものはえいえんだった
たいせつなひびに しあわせなときに
おわりあることをしったのは
きくとしらゆりにうずもれた
しずかにねむるきみをなでたとき



LS
こたえをさがしてもいみなんてない
そのすすむみちをしんにしんじられるか
くずれていくかんかくにおそわれたなら
てをのばすさきにつかんでたしかなきぼうを

おわりをきにしてもいみなんてない
そのまえにはばむすべてをこわしすすめ
ふさいでいくかんじょうにつつまれたなら
ふりはらういしにやどしてちいさなゆうきを

あけのそらにみをのりだしさけぶよ
きおくのおくで てをつないだふたり
いみなんてこれからつくればいい
ただこころやさしくかこにおわかれを
いまひかりかがやくあすへふみだして