突然のキスに心がざわめいた
予想で考えた何百倍も上
そんなに真顔で　私を見ないでよ
まだ落ち着かないの心臓の音

頬を寄せて宥めてるように
擦りつける鼻が憎らしいのよ
花のように優しいキスをして
夏のような眼差しで見ないで

もう少しまってダーリン
両の手のひらを縫い留めているのは
あなたのその指とときめきだけよ

次のステップはなかなか難しい
妄想してもすぐ打ち砕かれちゃうの
理想の彼女じゃ　ないのはわかってる
悪いけれどちょっと待って欲しいの

長い指が悪戯するように
髪を取り　くるくると絡めては
だめよどうかそれ以上のことは
この心もう弾けそうなのに

もう少し待ってダーリン
あなたを縫い留め抱いていたいなんて
考え出しちゃうのまだ早いのに

宝物のような眼差しに
ちゃんと気づいてはいるのだけれど
だけど私あなたが初めてよ
こんなにも好きになった相手は

もう少し待ってダーリン
両の手のひらで縫い留めているのは
私があげられる全てのものよ