自由が欲しいだなんて
何が自由かも知らない癖に
知ろうともしない癖に
よく言うよな

あれが欲しい これがしたい
値踏みしながら値踏みをされる
何もいらない けど愛は欲しい
溢れるほどの温かい愛が

バキバキに割れた携帯に
「助けて」とそっと呟いた
別に心配してほしいわけじゃない
ただ隣にいてほしかった

泣いてこの思いが晴らせるもんか
歌ってこの傷が癒えるもんか
恨んでこの穴が埋まるもんか
明日を待ったって変わりはしない
変わってはくれない


ボロボロのこの身一つで
まるで世界中で今一番
不幸な人間は自分だって
笑っちゃうよな

君も知らない 僕も知らない
僕になりきれない僕がいること
何もいらない けど愛は欲しい
溢れるほどの温かい愛が

ジュクジュクに腐った形態に
「どうした」とそっと呟いて
別に心配してほしいわけじゃない
けど隣にいてほしかった

叫んでこの身体が治るもんか
嘆いてこの過去が救えるもんか
突き刺してこの痛みが消えるもんか
明日を待ったって変わりはしない

必死に生きたいと願って腕を切る
必死に死にたいと謳って息をする

結局僕はどうなりたいのか
分からないままの朝が来る
終わらない今日に震えながら
静かにやってきた夜と寝る

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憎愛

ものすごく病みそうなことが起きて、本当にしにたくなったときにかきました。

閲覧数:201

投稿日:2018/05/07 14:09:55

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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