0と1が交差する地点。


過去と未来が 交差する地点。


独りぼっちの歌。



【究極の】トリノコシティ【寂しがり屋の歌。】



私はいつも「独り」だった。


いつからそうなったのかは忘れたけど、


とにかく「独り」だった。


私は初音杏里。


「初めての音」って書いて初音。


ちなみに16歳で高2。


自分からはコミュニケーションを取らない。


言われた事に答える。 ただそれだけ。


多分、誰からも話しかけられなくなったから、


こんなコミュニケーションをするようになった。



今日も学校へ向かう。


いつも変わらない一日が続く、と思っていたら、



違った。


今日は私にしつこく話しかける人がいた。


?「ねぇ。」


・・・誰。


杏里「貴方は誰? 10文字以内で答えて。」


?「俺は初音ミクオ。 キミの隣のクラス。」


初音!? 私と同じ名字!?


驚いた。 同じ名字の人がいたなんて・・・。


しかも、10文字以内じゃない。


ミクオ「あのさ・・・」


私はその言葉をさえぎって、こう言った。


杏里「しつこい。」


するとミクオは、こう言った。


ミクオ「・・・そっか。 じゃあ、今から杏里って呼ぶから。」


最後に「じゃあね。」と言って、自分のクラスに戻って行った。




・・・なにあいつ!? いきなり呼び捨てにして、私の答えも聞かずに!?


むかつく・・・。 いやいや、ここは怒っちゃいけませんよ?


冷静になれ、冷静に。


とにかくあのミクオっていうやつの事は忘れよう。


あの女々しくて、しつこくて、自分勝手なやつの事はもう。



・・・っていうかなんて私あんなやつの事気にしてるの!?


別にあんなやつの事なんて・・・。


好きなわけが・・・ない。


でも、好き?


好きなのか? 私はあんなやつの事が、









好き、らしい。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【究極の】トリノコシティ【寂しがり屋の歌。】

トリノコシティを書いてみました!
主人公の杏里ちゃんはデュラr(ry


・・・すみません。

1回、前に考えてみたら、「どうしてこうなった」となったので、
書き直しました。

ミクが杏里ちゃんで、ミクオはミクオ・・・。
ミクオ変わってないですね。(笑)

まだ続きますよっと。 by香凛

本家様
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11559163

閲覧数:230

投稿日:2011/09/28 18:26:06

文字数:827文字

カテゴリ:小説

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