1.【A】
退屈な日常の外で
猫が私に話しかけた
「今日は お若いお嬢さん」

毎日がつまらないのなら
裏の世界を見てみませんか
二足歩行で猫は紳士ぶった

【B】
回る世界と平行線
その手を取った直後には

【S】
銃弾飛び交うこの世界
赤が広がる最前線
溢れるものは涙か血か
私の眼前で首が飛んだ


2.【A】
平穏な日常の外で
猫は意地悪そうに笑んだ
「本日は どちらへ行きますか?」

もういいと断ってみても
他の世界も良いものですよと
脅迫めいて猫は笑顔のまま

【B】
歪む世界の延長線
その手を払い逃げ出した

【S】
視界が開けたビルの上
足場を失う一歩前
叫んだ人は友か親か
叩き付けられる私の身体


【B】
回る世界と平行線
その手が私を追いかける

【S】
平々凡々この世界
もう非日常はたくさんだ
涙ながらに否定すると
「残念だ」と笑い猫は消えた
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ケット・シー

 
ケット・シーとは:二足で歩き、人の言葉を話す猫の妖精。

日常嫌いが非日常に出会ったら。
どぎつい歌詞を書きたくてこうなりました。 

13/10/31 投稿
 

閲覧数:417

投稿日:2013/10/31 23:33:02

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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