4つドアの列車に乗った僕たちは
長椅子の端っこに詰めて座ってた
昼光色の車内 吊革は揺れる
目を合わすこともしないまま
自分の星のことを「世界」だなんて言って
「世界の終わり」とか宣ってる
それは人類の傲慢甚だしいのだ
宇宙は目の前に ただ在るだけ
蛍光灯 白鳥座 りんどうの咲いた川と
停車標 銀河は浮かんでいた
燃えるような夏を見ていた
あの光は幻なのか
蜃気楼のさらに向こうの
君の輪郭が滲んでいる
行先の書いてないICカードのことを
自由と考えてる 僕ら迷子なんだね
次の停車駅とか 在りし日の懺悔も
全てを無に帰して列車は進む
燃えるような君を見ていた
赤い炎が零れ落ちた
あの夏のサウザンクロスが
僕らの行く末を見つめている
燃えるような夏を見ていた
あの光は幻だった
宇宙の果てが目的地の星間列車は
とうとう終点にたどり着くのか
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