散々愛して思ったことは
なんだやっぱりこんなものだ
皮肉にもそれに気づいた朝に
君は素足で珈琲を淹れた

午前七時と夜更けの夢が
煙になって混ざって消える

そこにあるラヴソング
拾ってよ
折れているかもしれないけれど
そしたら綺麗に貼りつけて
全部ほら あげるから
出て行って

独りに戻って思ったことは
そうかやっぱりこんなものだ
指先が触れたマグカップには
冷めた珈琲さえ入ってない

憂鬱の足音が聞こえる
時計を見つめて目が回った

歌ってたラヴソング
嘘だから
所詮言葉はそんなものだし
“君とは素直でいたいから”
だからほら 純情な
さよならだ

ひどく静かなダイニング・キッチンより
君へ告ぐ
本当は少しだけ好きだったよ

落っこちたラヴソング
粉々に
砕けてガラスの欠片のよう
踏みつけた足の裏側で
いつまでも いつまでも
いつまでも

歌ってたラヴソング
嘘だから
所詮言葉はそんなものだし
“僕は正直でいたいから”
だからほら さよならだ
そうだろう?

散々愛して思ったことは
なんだやっぱりこんなものだ
皮肉にもそれに気づいた朝に
珈琲を淹れて君はいなくなった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

エレジスト

閲覧数:638

投稿日:2011/10/31 13:57:02

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • うえぽん

    うえぽん

    使わせてもらいました

    お久しぶりです。うえぽんです。
    勝手ながら、曲を付けさせて頂きました。よろしければお聞きください。
    http://piapro.jp/t/Aubm

    2012/10/26 08:00:06

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