ソファーで寝転びながら雑誌をぱらぱらとめくる。あ、この服シンプルで可愛い。ペアルックだからレンくんと一緒に着られるかな。レンくん似合うんだろうな。かっこいいもん…って、何にやにやしてるんだろ!にやにやするな、私の頬っぺたー!と、不意にレンくんが顔を覗き込んできた。あれ?なんだか心配そうな顔?

「リンちゃん」
「なに?レンくん」
「頬赤いけど、大丈夫なの?」

そういいながら、レンくんは私の前髪を掻き分け…室内の光に顔を晒させた。そういえば今日はヘアピンも付けてなかったなぁ…ニキビ対策にはヘアピンで前髪を上げた方がいいんだったっけ……。ぼんやりとそう脱線した思考で思っていると近い場所に位置するレンくんの眉が顰められた。なんでそんな心配いっぱいって顔してるの?と首を傾げるとレンくんの手が、そのまま私の額に当てられてた。あれ、レンくんの手ちょっと冷たい。冷え症?ううん、レンくんの手はいつも私より温かい。だとしたら何で冷た……もしかして、私に内緒で冷蔵庫のジュース飲んだ?!

「レンくん、リンのジュース飲んだ!?」
「は?」
「リンのお楽しみ返せ、レンくんの馬鹿馬鹿バカ―――!」

ぽかぽか、とレンくんを叩いていると不意に体の力が抜けてソファーから落ちそうになった。落ちちゃう……!ぎゅっと目を閉じるけど……痛みが来ない?それに、温かい。そっと目を開ければすぐ側に自分と同じ色の髪が頬を擽った。

「―――っ、リン大丈夫!?」

肩を持たれて起こされるとすぐ側にレンくんの顔があって、自分の顔が一気に真っ赤になっていくのがわかった。…なま、え…うわ……っ!

「り、リン熱が…!」
「熱なんてないもん!呼び捨てするな、レンくんのバカ―――!」

恥ずかしいよ、顔赤いよ。これ、なんの病気!?
一時間後、ミク姉に風邪だねと言われて冷えピタ貼ってもらった。き、きっと多分あの時、顔が赤くなったのは風邪だからだよねっ。レンくんがリンって呼び捨てで呼んだからじゃないよね。



(うん、きっとそう!)


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  • 非営利目的に限ります

熱だから?

何だか頭の弱そうなリンに……あ、私の頭が弱いからか。

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閲覧数:308

投稿日:2009/08/16 12:14:11

文字数:856文字

カテゴリ:小説

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  • 咲優

    咲優

    ご意見・ご感想

    ゆーねちゃん^^*

    …悶えます(笑)もっと書いてほしいで…←自重

    リンちゃん、可愛い!
    甘レンリンごちそうさまでした^^

    2009/08/16 11:56:20

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