ひとり笑顔な少女 何かに怯えながらも
毒気を今日も吸い込んだ
ひとり涙の少女 一部屋(ワンルーム)で毎日
ぽつりと座り項垂れる
ただ蒙る日々 崩れてく波長

「天秤に掛けてご覧、」誰かが耳元で
「きっと世界が見えるさ」話し掛ける
そんなの嘘

恐怖に陥った少女は 人知れず抱えて
無慈悲な笑みを 浮かべている
無色界 無所有処にて 感情失い
マネキンの隣で ご機嫌に
「私の友達」


ひとり憮然な少女 朧気なその瞳
愚痴を今日も吸い込んだ
ひとり不愍な少女 足元揺らしている

罵声、露呈に、愚図って、自嘲し
眩暈くらくら目を瞑る
真っ暗闇で またアイツが

「天秤に掛けてご覧、」誰かが耳元で
「きっと世界が見えるさ」話し掛ける
白痴な奴

恐怖に陥った少女は 人知れず抱えて
無慈悲な笑みを 浮かべている
無色界 無所有処にて 感情失い
マネキンの隣で ご機嫌に
「私の友達」


笑って泣いて整え苦悩し
眩暈くらくら目を瞑る
真っ暗闇で またアイツが

「幸せになるには、」何時もの奴が
「君が変わってみよう」話し掛ける
何回も 聞いた

恐怖に陥った少女は 人知れず抱えて
無慈悲な笑みを 浮かべている
無色界 無所有処にて 感情失い
マネキンの隣で ご機嫌に

生きている意味を 忘れ去る少女は
思いを残して 飛び降りた
恨みが募った この建造物から
虫唾が走る ぐしゃぐしゃな

少女は笑顔で その身体は酷く
マネキンの隣で ご機嫌に
「私の友達」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Friendmannequin

Friendmannequinの歌詞です。

閲覧数:58

投稿日:2020/04/18 14:19:48

文字数:678文字

カテゴリ:歌詞

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