ホームに滑り込んだ 電車のガラス越しに
見つけた君の横顔 胸が締め付けられ
あの日言えなかった 好きの一言だけが
今もまだこの街の 空に残る
唇が触れ合う瞬間 瞼が開き夢だと気づいた
何もかも なかったことにして
来ない 明日も 今も 全部
失った日々は尊くて 何にも代えられないものだと
知った時には遅くて もう戻らない二人
だけどまだ信じていたい
いつかまた笑いあえると
いつもの駅の改札 くぐりぬけ歩き出す
いつもの駅のホーム 一人たたずんでいる
あの日止まったままの 僕の時計の針は
今もまだ刻んでる 夢の中を
会いたくて また会える気がして 行きかう人の流れに逆らって
駆け上る 階段永遠に
来てよ ずっと ずっと ここで待ってる
閉じ込められた一人きり どこにも行けない世界に
君がいたはずの世界に 笑顔で迷い込んだんだ
動き始めた針は 左回りをぐるぐると
止めることはできないね
僕が望んだ世界と 君が望んだ世界は
全くの別物だけど
ここなら二人同じ夢 いつまでも見続けることができるから
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