僕は遺書を書いている
筆の音だけが部屋を埋めている
ぐしゃぐしゃに丸めた背中で
誰にも聴かれない詩を描いていた

虚しさに生きて俯いたまま
このまま一生何も成せないなら

音楽なんて 売れなけりゃ全部ただのゴミだ
僕の歌に値打ちは無かった
何が正しいのかも分からないや
才能なんて初めから僕にはなかった
もっと早くに気づいていれば
音楽なんて 音楽なんて
音楽なんて 音楽なんて 音楽なんて
「初めからやらなきゃよかった」

爆弾を片手に色めく街を歩いている
鬱屈とした気持ちごと消し炭にして欲しいから
世界を呪う言葉を吐いて死んでくみたいに今日も生きて
くだらない夢想で思考を塗りつぶす

セロハンでとめた心も メッキで繕ろう虚勢も
いつ剥がれ落ちるか怯えている
馬鹿らしいよな
「勝ち負けじゃない」と言い訳を
溢した口を噤んだ
「もう何も僕から奪わないでよ」

望んだ未来を生きられないというのなら
そんなの死んでいるのと同じじゃないか
我が物顔で足引っ張る過去に中指突き立てて
ざまあみろって叫んでやりたかった
霞む空に夕景 雨粒の散弾
いつか見た映画のようにはうまくいかぬ人生
金や数字だけが人生の価値じゃないこと
人生の価値なんて金や数字だけで決まってしまうこと
全部分かってるのに
それなのに それなのに

教室の隅で膝を抱え震えるあなたを
苦しさを抱えきれぬ夜を
ささやかに瞼濡らした日々を
縛るもの全部 抱きしめてただ救いたかった
理由なんてそれだけだった

音楽なんて 売れなけりゃ全部ただのゴミだ
僕の歌に値打ちは無かった
何が正しいのかも分からないや
それなのになんで 訳もないのに涙が落ちて
張り裂けるほど胸が痛くて

音楽なんて
世界を変えれるわけじゃないし
誰かを救えるわけじゃないし
どれだけ描いても報われないし
それでも描いた 朝も夜も昼も描いた
泣きはらすほど切に描いた
音楽なんだ 音楽なんだ
音楽なんだ 音楽なんだ 音楽だけが
「僕の価値の証明だ」

愛していたんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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音楽なんて、/ 初音ミク 歌詞

音楽なんて、の歌詞です。

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投稿日:2026/02/22 09:32:28

文字数:852文字

カテゴリ:歌詞

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