消えた月はワインの中で溺れ
過ぎる時は鏡の中で凍え
ケロイドに染まる瞳の奥に
映るのは儚い世界

今宵その身を預けると言うなら
常識を食い散らかすパーティーに
君を誘ってあげよう

(are you ready? )
真っ逆さまに堕ちてく影が
弓なりに潜む臆病を求めて
水面に映る月に吸い込まれる
寝息を立て覚めない夢に
そっと唇を近づけ毒を食い込ませ
此処にひれ伏し 生きる歓びを 知れ

染まる緋アカは鼓動とと共に震え
唸る蒼は眩暈と共に痺れ
夕立を背なに流暢な雨
孤独をかたどった夜空

今宵全てを託すと言うなら
退屈も不安も忘れるほどに
君と踊ってみせよう

(that is phantom )
最初から存在などしない
ただそこで笑う誰かに触れたくて
虚像と眠る朝が待ち遠しい
かじかんだ指先にそっと
名もなき痛みを押し付け棘を巻き付けて
ドアをこじ開け 嗤う漆黒を 見よ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

インヴィズィブル・ファング

これも趣味で書いていた小説に歌をつけたものです。
吸血鬼が主人公になってます。

閲覧数:67

投稿日:2018/02/09 13:23:10

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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