重いか軽いか
それだけの違いなのに
軽いものは重いものを羨み
重いものは軽いものを羨む

否定、歪み、憎み合うことすら
忘れて話合う、僕ら、お似合いだね

「こんなに辛いことを忘れられる君が羨ましいよ」
「こんなに楽しいことを忘れたくないから君になりたいよ」
本当は不安を笑って隠しているだけ
本当は、笑って不安を隠しているだけ

一日か数分か
それだけの違いなのに
一日分は数分分を羨み
数分分は一日分を羨む

傷つき、傷つけ合い、悲しむことが
できなくなるのが、それが、幸せなのか

「こんなに苦しいことを忘れられる君が羨ましいよ」
「こんなに愛しいことを忘れたくないから君になりたいよ」
本当は不安を笑って隠しているだけ
本当は、笑って不安を隠しているだけ


数分分の記憶が持続的に消えて
悲しいことだけは何故か強く残るか
一日分の記憶が日に一回消えて
楽しいことすらも忘れてしまうか
はてさてどっちがましなのでしょう
はてさてどっちが楽なのでしょう

自分がわからなくなる恐怖は同じ
それを乗り越えてまた今日も笑う
また君を思いだし
話せる奇跡を噛み締め笑う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

(non title)

楓 という名前はつまりはそういうこと

閲覧数:67

投稿日:2014/12/27 03:46:39

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

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