擦れ違う目の前から消える日を
どうしようもなく取り戻せない
指の隙間から零れ落ちる時の砂
自分の欠片も少しずつ流れる

このままじゃもう少しで 陽の光で灰に変わる
逃れられぬ時の中で 時計の針喉を突く

息も出来ぬ思いの仮面の下で
コンクリートに包まれた地面と同じ
重く圧し掛かる人は誰も人のせい
深く食い込む 時が絡まる

いつまでもこのまま居れば 仮面を付けたMephistopheles
何かの隙に付込んで 毒を啜り愛を笑う

消えた時の中で 何が報われているのだろう
想う言葉を尽くしても 何が伝わっているのだろう

君は目を閉じたまま 僕は顔を伏せたまま
何も見えない そうやって 全て 塞げば…

真っ赤に染まる 景色は僕を染め
怖がる君は 僕から離れて……

それでも僕は 生きてかなきゃ
強くなったと勘違いしてでも 生きてかなきゃ

消えた時の中で 何が報われているのだろう
想う言葉を尽くしても 何が伝わっているのだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

時の砂

【さとうささら】時の砂【オリジナル曲】の歌詞です。

閲覧数:115

投稿日:2014/11/27 17:19:17

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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