黒猫告げる断末魔
時代遅れの不幸の手紙
湿った紙を引き裂いて
濡れる雨音に
途方に暮れてみたりした

嫌い、嫌い
お外は嫌い、足が汚れちゃう
泥濘は血の色
雨露は涙の味

窓際の雫が音が
それだけで
満足を得られる籠の中


汚れた猫の足跡を辿れば
そこは玄関で
靴もないわたしは
途方に暮れてみたりした
泣いてみたりした

シリアスな音色
ピアノが煩い
脚がないの
脚がないの
嘲笑うあなたが嫌い


窓際に小鳥が運んだ手紙
紙飛行機 飛んでった
空は相変わらず青く高く
届くはずもなく
フワリ墜ちる紙屑みたいに
太陽を撃ち落としてくれないか
そしたら
この箱庭から逃げ出しても
良いかもしれない


嫌い、嫌い
死にたくないの
いつか いつか
復讐という名の逃亡を


かわいい子猫ちゃん
首輪を付けられて
わたしとお揃いね
笑う 笑う かわいいわ
可哀想?
そんな感情はとっくに死んでしまったのに
泣いて 泣いて
逃げられない籠の中



落ちていた鍵は
何処の鍵
其処の鍵
貴方の鍵
世界の鍵



望みを捨てた外の世界
一歩踏み出してみようか
逃げ出してみようか
無垢な黒猫の瞳
大丈夫、と呟いて
貴方を逃がしてあげたわ
さよならは言わない約束で



不幸の手紙は紙飛行機
猫は逃がしてあげた
わたしは わたしは
窓の外が何故か
恋しくて



何もかも
また朝が来れば
世界は回る 深呼吸
だから さようなら

だから、さようなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

箱庭から

閲覧数:190

投稿日:2011/06/21 00:13:37

文字数:628文字

カテゴリ:歌詞

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