足踏む魂を奏で
君に会いに行こう
社交を茶化して洒落込み 
夜に塗り込もう

橙に紛れ保護色の月が不満を並べてる
吝かでもない管に巻かれてる自分を隠しては
解釈できない土壺の奥底皮肉を腐らせて
曰くを付加して育む論理に口端を歪ませる

他人の不幸は甘露さ
下卑な蜜の味
不安は扉と叩こう
舌を舐めずって

宵越す糧には今一足りない傲りも慢性だ
肩身の狭さに骨身のこたえる刺激の的を射る
当てられないのは純粋蠢く欠落した瞳孔
節穴眼窩にゃ些か眩しく遮蔽の他は無い

罅割れ始めた心の欠片が肋に挟まって
脆弱な肺で暴れて転がりズタズタ掻き乱す

ハロー

闇に惑うすがらで
帰り道に迷えば
覚束ない足取り
籠もり吃る台詞は
箍を外す脳裏で
往き来メリーゴーランド
ドーパミンの渦中で
遥かな背を見ていた

立つ鳥濁した後先
煙に巻かれたね
火の無い所などないから
虱潰してこう

ジャック

トリックアンドトリート
永久と夜を番えよ
既往症に感けて
目鼻付けた心で
袋小路の隅で
少し膝を抱えて
僕は僕を嘲る
怖くなんかないのさ

粟の皮を齧って
濡れる頬を抓って
嗚咽の喉殴って
自我を殺し続け
血より薄い液体
嵩が増して溺れそう
大地の上いながら
呼吸困難喘ぐ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ジャックの惹句

閲覧数:133

投稿日:2017/10/09 18:33:09

文字数:533文字

カテゴリ:歌詞

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