楽しさを孕んだ
宙に浮く紙風船
手を伸ばしそこねて
空を切った 風が吹く

悲しみを孕んだ
心は黒い墨みたいな色
元に戻そうとして
白を混ぜた 灰色になった

あー夢は夢で終わって
結局そうだねって笑う
あー誰かの悲しみも
あたしにはわからないまま
地の底に沈む

嬉しさを孕んだ
誰かと誰かの恋路
その道を塞ごうとする、あたし、嫌な女

切なさを孕んだ
想いを繋ぐ紙風船
それを潰したくて
二人の関係を引きちぎった

あーこれは夢でないよ
結局は実際の話
あーあたしの悲しみも
あなたにはわからないまま

想いを孕んだ
あたしの紙風船
手を伸ばしそこねて
空にはばたいていった


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ゆめのはなし

ゆめとげんじつの区別がつかなくなった女の子

完全に行き当たりばったり
解釈は人それぞれ

閲覧数:30

投稿日:2010/05/03 14:12:24

文字数:292文字

カテゴリ:歌詞

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