あの朝は曇りで、まだ触れぬ微笑み
流れてゆくこの時間さえも創れない
現実だから

あの夜は大雨、まだ濡れぬ泣き顔
流れてゆくこの時間さえも満たせない
理想とはなんだろう

雨音に身を委ねわたしの手を取ってよ
堕ちる空が人を見下ろして
「この雨が過ぎるまで、わたしとレインダンスを踊ってよ。」
とわたしは言う

次の日は晴れたの、空乾く青色
流れてゆくこの時間だけがわからない
幻想だから


次に雨の日が来たら現実の時間が流れ
また雨の日が来たら現実が崩れてゆく
同じ様にこの時間さえも拭えない
雫は求め合う

雨音に身を委ね水面に消えてゆこう
映る空が悲しげに見えた
理想を以て現実を手放せるわけないでしょ
そうやって今苦しむとしても

雨音に身を委ねわたしの手を取ってよ
堕ちる空が泣いているのだと
「この雨が過ぎるまで、わたしとレインダンスを踊ってよ。」
とわたしは言う

あなたがそっと手を取った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

レインダンス

閲覧数:39

投稿日:2022/11/22 18:34:36

文字数:402文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました