生きてて良かったとたまに思う
狭いベランダ 体で日を浴びてる

たとえば あたしが地球だとしたら
何千何億何万の細胞が人間で
ひとつひとつ感情と思想で
好き勝手バラバラぶつかり
傷だらけ誰も彼も

泣きたくなったなら
泣いていいんだろう、太陽
黙っていてよ
あたし都合がいいよ
お願い そこにいてよ

あたしは輝けなくたっていい
卑小でもここにいていいと言って
何もする気がしない日曜は
自分に酔っていたい そんな時
生きてて良かったと今日は思う
日溜まりに撫でられたような気がした

きっと あたしが滅亡するまでに
この体の平和は実現はしないでしょう
神様面した男の
気色悪い顔や声じゃ救えない運命の中

何もしなくても
日々は来るんだろう、太陽
黙っているよ
あたし 都合がいいよ
今はじっとしてよう

明日からまた会社なんだけど
「サボろうかな」とか 口だけにしとこう
5時の鐘と一緒に夕焼けは
涼やかな風ですべて綺麗に見せる
生きてて良かったと切に思う
炭酸の抜けたコーラでもま、いいか

西に沈もうとも
そこにいるんだろう、太陽
笑っていてよ
あたし都合がいいよ
真似をしてみせるよ

あたしは輝けなくたっていい
ひとまわりしてここに戻れたらいい
終わるその時まで回り続く
こんなあたしを それでも見ててくれる?

生きてて良かったと今日も思う
君にまた会えた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

太陽光発電

生きていれば わりと「良かった」と思うことあるよ。

今までの人生で出逢った
あーんな太陽さんとか こーんな太陽さんを
思い出しながら聞いていただければ幸いです。

閲覧数:245

投稿日:2010/11/17 07:30:44

文字数:585文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました