改札口からきみの手を引いて
チケットを握り 開(あ)いたドアに飛び乗るんだ
先頭車両のここが指定席
目と目が合ったら それが合図出発しよう

ふたりで
メトロにのって海の底まで 青いさかな 遥かかなた
迷路のような地図を破って 甘いゆめに 揺られながら

紅色(べにいろ)に燃える珊瑚のトンネル
掻き分けて進む 海の雪を散らしながら
海月(くらげ)はささやく 「行(ゆ)き先はどこ?」と
ぼくらは答える 「それは今は知りたくないよ」

きみと
メトロにのって指をからめて 肩を寄せて なみだ溶けて
迷路のような恋のゆくえを 遮るもの なにもないさ

星の見えない世界が ぼくらにはお似合いなの
大事なことばが ぜんぶ泡(あぶく)になって消える

ふたりで
メトロにのって海の底まで 青いさかな 遥かかなた
迷路のような地図を破って 甘いゆめに 揺られながら
メトロにのって指をからめて 肩を寄せて なみだ溶けて
迷路のような恋のゆくえが 求めている ひかりを

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
(以下 ひらがな)

かいさつぐちから きみのてをひいて
ちけっとをにぎり あいたどあにとびのるんだ 
せんとうしゃりょうの ここがしていせき
めとめがあったら それがあいずしゅっぱつしよう

ふたりで
めとろにのってうみのそこまで あおいさかな はるかかなた
めいろのよーなちずをやぶって あまいゆめに ゆられながら

べにいろにもえる さんごのとんねる
かきわけてすすむ うみのゆきをちらしながら
くらげはささやく ゆきさきはどこと
ぼくらはこたえる それはいまはしりたくないよ

きみと
めとろにのってゆびをからめて かたをよせて なみだとけて
めいろのよーなこいのゆくえを さえぎるもの なにもないさ

ほしのみえないせかいが ぼくらにはおにあいなの
だいじなことばが ぜんぶあぶくになってきえる

ふたりで
めとろにのってうみのそこまで あおいさかな はるかかなた
めいろのよーなちずをやぶって あまいゆめに ゆられながら
めとろにのってゆびをからめて かたをよせて なみだとけて
めいろのよーなこいのゆくえが もとめてゆく ひかりを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Metoroにのって

つかだこうきさんのこちらの作品(https://piapro.jp/t/S_67)への応募のためにつくったものです。

@@@@以降はひらがなです。

閲覧数:266

投稿日:2021/12/09 09:15:18

文字数:930文字

カテゴリ:歌詞

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