突然の通達は地獄への招待状
数万人に1人の実験動物は
一般社会に放り込まれた
援助も何もなしに
金と身体と精神が蝕まれていく
訳知り顔した他人からの冷たい視線に
自業自得だと見下されていた
1つ間違えば死に至る
そんな僕らの管理者も僕ら自身なんです
医者も弁護士も結局は知ったフリする同情者
自らの体に針を刺し
今日も"生かされている"
一定の学習期間を終え突き放された
一般人のフリをした実験動物は
簡単には見分けがつかない
定期的に集められとられたサンプルは
偉い人の自己満足
一度選ばれたら最後終わることのない実験
寿命が先か、金が尽きるのが先か
1つ間違えば死に至る
そんな僕らの支配者も僕ら自身なんです
先生も上司も結局は知ったフリする同情者
自らの体に針を刺し
今日も"生かされている"
「生活は何も変わらない」
そんな権威が述べるのは理想論でしかなく
実験動物たちは叫ぶ「あの頃に戻りたいんだ」と
いくら嘆いても無意味で
どうにかなるはずもなく
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