目が眩むような日差しの中
蝉がもう鳴き始めている
僕が立ち止まっている内に
夏はもう歩き始めてた

沢山のことが目の前にあって
見失わないうちに拾っていこうか

何かを満たすつもりで
何もかも目に留めて
この夏をただ浮かべて
理想を書き込んだ


僕が書いていた小説を
この夏で完結させよう
途中で諦めてたパズル
それもちゃんと完成させよう
ずっと前から密かに気になってた
あの子に今度こそは告白するんだ


何かを詰めるつもりで
箱の底を見つめてた
この夏が終わるころには
溢れるくらいだろう


想像だけが膨らんで
現実にしようと思ってても
自分は中々思い通りに
ならないことばっかりで
気付いたらこの夏の終わりが
少しずつ少しずつ
近付いていたんだ


そっと蓋を開けてみると
思わず目を見開いた
夏(はこ)には何もなかった
積み上げた欠片(りそう)達が
崩れていただけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏色コンテナー

夏色コンテナーの歌詞です!

楽曲はこちらから↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18849904

閲覧数:423

投稿日:2012/09/11 10:45:29

文字数:388文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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