私はもう何年も音を聞いてはおりません 私のこの耳は音が聞こえなくなりました。

昔、遊んだ花畑の蜂の羽音 隣にたたずんだ貴方が紡いでいた歌

それら一つ一つが古ぼけて私の耳元で掠れている


「私の耳は貝のから 海の響を懐かしむ」

私に音は聞こえません 海の音も聞こえません

けれど何時か何時の日にかこの塞がれた貝のからが

ゆっくりとゆっくりでいい 開く日を待ちわびています…



私はもう何年も音を聞いてはおりません 私のこの耳は音が聞こえなくなりました。

昔、母が話したおとぎ話のこと 私の腕に包まれてた犬の息遣い

それら一つ一つが古ぼけて私の耳元で掠れている


「私の耳は貝のから 海の響を懐かしむ」

私に音は聞こえません 海の音も聞こえません

けれど何時か何時の日にかこの塞がれた貝のからが

ゆっくりとゆっくりでいい 開く日を待ちわびています…



「私の耳は貝のから 海の響を懐かしむ」

私に海は聞こえません 波の音も聞こえません

けれど何時か何時の日にかこの塞がれた貝のからが

ゆっくりとゆっくりでいい から 開く日を、待ちわびています…



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

聞こえない少女

「私の耳は貝のから 海の響を懐かしむ」というジャン・コクトーの詩が好きだったので、書いてしまいました。

絶対解釈間違えてますね、これ… あはは…

何か問題があればすぐに消します。

閲覧数:69

投稿日:2011/02/27 23:26:17

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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