昨日、
「退屈なんだ」
――隠れ家

つまらなそうな顔をして
君に一言、言ったんだ。


今日、
「面白いもの、みせてあげる」
――私の家

いつもと同じあの笑顔
君が一言、言ったんだ。


手には、銃
銃口は、両親へ

「―――――――――!?」
母が青ざめた
父は止めようと走った

でもね、残念
 
『オ・ソ・イ』

血飛沫があがった

------------
今、
「わぁ、面白かった!」
――血まみれの部屋

心から楽しく笑いながら
君に一言、言ったんだ。


約束、
「今度は僕のところで遊ぼうよ!」
僕は君に言った。
「うんっ!」
君は本当に嬉しそうに微笑んだ。
僕も微笑んだ。

明日、
――僕の家
銃口を・・・・

 
「今度はいつこの遊びができるかなぁ?」
僕は
  君に微笑んでそう問いかけた
私は


幼い二人の、楽しい一日

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

楽しい遊び

双子病んじゃいました。
というか、病ませました。
健全な双子好きにはすみません、です。

無邪気さの中にある狂気をイメージして書いたんですけどどうでしょう?

閲覧数:90

投稿日:2011/08/23 19:14:10

文字数:375文字

カテゴリ:小説

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