挟んだ栞の失踪と ヒーロー不在の
月曜日で少女はライフルで子供達を撃った
赤と青の蛍光色を照らすように光る
そんな話があると云う 俺は本を読んでいた
窮屈な命に補助線を引いてくれ
怪物として生きるには プランは尽きたようだ
談志の死神を聴いていた
あいつが歌っていた 脱走兵の歌
またこんな季節が来て感傷を抱いたまま眠る
間違えたまま生き永らえた命を背負って
誰も救わない物語を見るんだ
心臓の拍数はアルペジオのように
ただ懸命に朝陽を待つ
問い掛けるように書く言葉
拙いので消していた
特別な一文なんて もう終ぞ云えやしないが
挟んだ栞の現在と 緋色に揺らぐ
血飛沫に 酷似したスプレーで書き殴った文言
バンクシー気取りの そんなものがあるのだ
くだらん街で生きる今 俺は本を読んでいた
日々は痛む 癒えないまま
腐食した感性に倣うように歩く
折れ曲がった背中 それでも負ったままの帰還兵
きっと、間違えたまま生き存えた季節で
降り始めたスコールを受け取った
そして、続く言葉はイコールだろうさ
そして、そして
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