夏の風が、僕を撫でるのだ。
それでもまだ、文字に出せない。

知らない事ばかりで、夢すら見出せない。
呼吸すら苦しくてもう、僕がわからないんだ。

何かが知りたい知りたい 何か分かんないけれど
僕らの存在証明を どこかで見つけたいだけ
言葉を知りたい知りたい 誰か見つけて欲しいから
この涙をとって抱いて欲しいから

もうどうでもいいから 叫ぶのも痛いから
全て忘れてさ どこかに逃げたいんだ
それでも消えない消えない 現実に囚われてて
僕の言葉を無駄にしてくだけ

咳をしても一人、空を見る。
ラジオからは君の声だ。

いつかは大人になり、愛され死んでいくの。
そんなエンドロールを、見られると思ってた。

明日を知りたい知りたい 苦痛を回避したいから
僕らの現実逃避をさ 今日だけ見逃してくれ
愛を抱きたい受けたい 孤独が耐えられないから
入れ物も両手もどこにもないけど

もう泣きたくないから 痛いのは嫌だから
苦しさを吐き捨てて 思い出に生きるんだ
だからさ死にたい死にたい 今すぐ助かりたいから
僕の心を察して欲しいから

夏の風が、君を撫でるのだ。
その隣で、毒を飲んだ。

何かが知りたい知りたい 何か分かんないけれど
僕らの存在証明を どこかで見つけたいだけ
言葉を知りたい知りたい 誰か見つけて欲しいから
この涙をとって抱いて欲しいから

このまま逃げたい逃げたい 何故か分かんないけれど
僕には存在証明が どこにも見当たらないんだ
だけどさ生きたい生きたい 誰かに愛されたいから
そのままでもいいと抱いて欲しいから

このままでもいいと抱いてくれたかな

知る術は僕にはもうないけれど

夏の風が、

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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享年二十七、その前に 歌詞

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投稿日:2023/02/20 22:25:44

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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