A
月の静寂が包む
蛍が踊る街
行き交う者さえ居らぬ
提燈の光のみ
B
祭の唄
神風に乗せて来い
鬼が担ぐ
神輿は既に妖し
S
今宵夜桜の乱舞よ
咲いた華は枯れぬ
列を成して見送ろうか
婚礼の簪が
闇に耀り翻る
A
椛の薫りが誘う
茜に染まる村
物の怪の笑い声が
夕空に響いた
B
懐かしい場所
我が故郷を思い
赤蜻蛉が
還る道を示した
S
願うも叶わぬ餞
霧に隠れ、終い
君は彼の神の花嫁
六道の道標
翳り消えて戻れない
S
嗚呼揺れ動く玉響を
独りで抱きしめて
列を成して見送られた
婚礼の簪を
神に捧げ奉る
【ボカロ用】
A
つきのせいじゃくがつつむ
ほたるがおどるまち
ゆきかうものさえおらぬ
ちょうちんのひかりのみ
B
まつりのうた
かみかぜにのせてこい
おにがかつぐ
みこしはすでにあやし
S
こよいよざくらのらんぶよ
さいたはなはかれぬ
れつをなしてみおくろうか
こんれいのかんざしが
やみにひかりひるがえる
A
もみじのかおりがさそう
あかねにそまるむら
もののけのわらいごえが
ゆうぞらにひびいた
B
なつかしいばしょ
わがふるさとをおもい
あかとんぼが
かえるみちをしめした
S
ねがうもかなわぬはなむけ
きりにかくれ、しまい
きみはかのかみのはなよめ
ろくどうのみちしるべ
かげりきえてもどれない
S
ああゆれうごくたまゆらを
ひとりでだきしめて
れつをなしてみおくられた
こんれいのかんざいを
かみにささげたてまつる
コメント1
関連動画0
オススメ作品
あわただしい 僕の朝が
気持ち裏切るように
また は じ ま る
損な朝に 目覚めた時も
君に
アイたくなる
なんにも 食べずに(ねぇ)
すぐに 着替えて
歯を磨いて
寝癖を 風で直したら...スマホLOVE
ドク
硬いアスファルトを つらぬき咲いてゆく
人目に触れない片隅で 花が咲いていた
きみはどれくらいの 希望をかかえてるの?
やりきれぬ思いのその先で 何を写せばいい?
かすむ視界が 広がってゆく未来
この先の闇を どう 振り祓えばいい?
もう泣かないで ...散りゆく花よ
Y氏P
この背の羽は生まれつきじゃない
曖昧な手足は貰い物じゃない
この花束は祝いの証じゃない
この泪はあなたに触れられない
一瞬の光は勝利の声じゃない
轟く音は歓声の便りじゃない
動かないのは決意ではなくて
あの時計の針と染み付いた影
誰がいけなかったの...鳩
深瀬 いのり
101番目のエルヒ
1A
遙か昔にこの世を去った 世界一の歌姫
嘆く人々のために 私と皆は造られた
1B主
一人の姉と二十二人の妹
水鏡は似姿
それでも歌姫はただ一人
1B対
同じ顔 同じ声 同じ歌...101番目のエルヒ
千瑳
「ウソとパレード」 作詞・作曲 Man_boo
足音が 消えた夜
月の歌も 届かない
したたる 雨の音
ほのかな 灯りの下
あなたは ささやき声で
昔の 物語を 始めた
天使の涙が 花を咲かせるような
虚構のステージの ほら幕開けさ
調子の外れた 旋律が流れる...【猫村いろは】ウソとパレード【オリジナル曲】
マンボウ
A1
ある神社の 縁日祭り
私デートに声をかけられ
お気に入りの 浴衣を羽織り
黒い下駄を 鳴らしてる
いつも姿見ればからかい
笑って逃げていたくせに
なぜか今日は顔を合わせず
どこか目線をズラしてた
B1...祝曲化 ニコニコ化‼︎ 縁日の恋
キンキンさん
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
かむばら
その他
かむばらです。ご応募いただきありがとうございました。
申し訳ございませんが、今回は他の方の作品を採用させていただきました。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
2012/06/02 15:47:08