周りには逃げられないように針金が張ってある柵。
そして何もない部屋。
僕はこの場所から出ることは出来ない。
多分、この先も…。



この時代は人が人を差別する事が酷かった。
迫害された人達はその国の兵士に連れていかれ、この収容所に入れられる。
そして色んな方法で処分される。
僕もいずれ処分されることは分かっていた。
度々収容所の奴らから僕は迫害を受けていて、もう死にたいと思っていた。
―そんなある日、収容所の回りを歩いていた時だった。
「―こんにちは」
「…こ、こんにちは…」
柵の外に丸い帽子を被って、白い服を着た少女がいた。
服の上に赤に近い色をした布を肩にかけていた。
「キミみたいな子がどうしてこんな所に?」
「抜け出したの」
「―え?」
「…。家からこっそり抜け出してここに来たの」
彼女が言うには家を抜け出したらしい。
でも普通ならこんな所に来ないと思うけど…何か理由があるのかな。
でも僕はそのことは言えなかった。
「…あ。そろそろ戻らないと…。…また怒られちゃう」いきなり彼女が言った。
「もう…行くの?」
彼女は笑顔で、
「うん。でもまたここに来るから!じゃあね!!」
そう言いって彼女はいなくなった。




…これが、僕と彼女との出会いだった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

囚人 -出会い-

駄文ですみません!
どうしても書きたかったんですorz
この小説は自分の妄想全快で書いてます←
続き書くかは今考え中です…。

囚人P様の「囚人」を聴いて涙腺崩壊して、さらに昨日アンサーの「紙飛行機」を見つけて聴いたら再び涙腺崩壊。
囚人P様最高です!!

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
追記:続きは自分がやってるサイトの方でやろうかと思いますm(__)m

閲覧数:542

投稿日:2009/12/07 06:30:51

文字数:537文字

カテゴリ:小説

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  • 囚人P

    囚人P

    ご意見・ご感想

    読ませていただきました><
    ありがとうございます!!
    うわぁこうやって小説になると曲より断然いいデスねww


    続き是非期待しています>▽<

    2009/02/21 14:01:09

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