消えてしまった影を追い
冷たい頬を撫でてみる
何を糧に生きたらいい?
私たちは
ふっと泳ぎだした魚を眺めた
気持ちよさそうに泳いでいた
流れ出した海は語り出す
「ここにいないで会いに行って」
どこへ行き何をしても
世界には空洞があった
神様どうか私の静脈を切って

野良猫と仲良くなった
友達のいない登下校
寂しい街の片隅に
影が見えた
きっとそこにいたんだ
触れてみたかった
だけど姿は消えていた
流れ出す線路は笑い出す
「早くここから飛び込んで」
幸せな籠のなかで
いつまでも昼寝しているのか
誰かのバイブ鳴ったら
私を壊したんだ

忘れ去られた窓際の
席で外を眺めていたね
どんな姿も好きだった
こんな気持ちが
去ってしまう前に逃げて息をして
この手を思いっきり引いて
流れ出した海は語り出す
「これで世界とお別れね」
さよならも愛してるも
もう意味はなくなってしまった
静かな空気のそばで翼を生やした
翼を生やした 翼を生やし
私の静脈を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

静脈を切ってよ

静脈を切ってよの歌詞

閲覧数:80

投稿日:2022/04/27 20:39:47

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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