踏み出した足元から円を描いて広がっていく波紋達
取り繕いの傘は何だかね 頼りなさそうに鳴いているだけ

横切る車は遠慮知らずで 波打ち際の足をさらっていく
ミクロの流星が落ちて来ては街の喧騒を洗い流す

煙に巻かれたような景色を退屈そうにいつまでもみたくはない
ひび割れみたいな雲の隙間を思いっきり指で引き裂きたい

あの空がいつか晴れたら虹を探しにいってみよう
光りの枝葉が掛かる向こう 見渡す果てに行ってみよう

モールス信号打つ電灯過ぎ 恥ずかしがり屋の月を背に
満員電車は重たそうに 風切りながら右往左往して

ぽつりとしてる空き缶を踏み むしゃくしゃしてたから八つ当たり
気分を真似てるみたいにどんより夜空はどんどん濁っていく

このまま家に帰っても暗がりが染み込んだ部屋に寝転ぶだけで
そんな毎日を壊したくて頭の中で葛藤が渦巻いていく

いつか見た空に伸びてた虹をまたみてみたいんだ
光りの枝葉が射した場所 夜明けと共に見つけたい

明日から何か変わると誰が勝手に決めたんだろう
自分から動き出さなきゃ何も変わらず進むだろう
止まない雨はないんだと思うから笑えるんだろう
光りの枝葉が射す場所で 虹を見つけて笑い合おう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Under the Rain-bow

双未ヒロキ氏の4/11付け投稿作品 「 【歌詞募集】ブラスバンドな楽曲【タイトル未定】」[http://piapro.jp/t/Ct2y]よりインスパイアされて書いた歌詞です。

後に追記します。

※前のバージョンに読み仮名を置いておきます。
※念のため自分の歌詞進行をより具体的にお伝えできるように、僭越ながら自身で声当てしたmp3を用意しました。
下記URLよりDLしていただき、時間のあります時にご確認ください。
http://cid-53ba44b86b32b883.office.live.com/self.aspx/.Public/Under%20the%20Rainbow.mp3

閲覧数:147

投稿日:2011/04/25 23:32:01

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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