冷たい西風に 暗闇の音がうなる
光を嫌う花達は 枯れゆくさだめ
胸に突き立っていた 刃に今ごろ気づく
幼いころに着せられた 鎧の正体
家路が崩れてく
引き抜いた 刃を打ち捨てる
踵を返して 睨んだ
でも時間は止まらない
すべての糸が切れ歩く時
何も持ち合わせていなくても
誰にも聞くことができなくても
私を形付け動かすのは
無数の遺伝子の響きあい
明日がひとりでも歩いてく
世界の夕暮れに 命の痕がまたたく
黄昏のびる塔の中 螺旋を想う
歴史の先端が 私であると思うと
命の軽さに驚くの みなも気づいてる
冷たく真っ黒な風の中
すべて閉じて歩く
何も感じてはいけない
でもふいにそれは起こる
夕陽を見ていると 死んでいた
生きるための何か 一滴だけ
すぐに消えることは 知っていても
輝くこがね色 跳ね返す
草木のさざなみが通り過ぎる
私だけの時間 流れている
寒空に一人 安らぎ得る
憎しみ高く 虚空を舞う
つながる世界 一人だけの世界
どちらも苦しみに満ちる
夜明けが恐ろしく 憂鬱で
普通の道でさえ うずくまる
情けなさも全部 この命
穏やかな心が 死ぬ日まで
得られずに沢山 失っても
空だけは私を 見ているよ
すべての糸が切れ歩くとき
何も持ち合わせていなくても
誰にも聞くことが出来なくても
私を形づけ、動かすのは
無数の遺伝子の響きあい
明日がひとりでも歩いてく
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