ふと横を向くと、不思議な君を見た

輝かないで静かにいる君を見て
不思議に思う日はなかった
どうして輝かないんだと聞いてみるのは楽だけど
聞いてみるのが怖くなる

輝かないんじゃない、輝けないんだ
弱弱しくそうつぶやく君
力が抜けたような
そんな気弱な君なんか見たくないのに
いつの間にか目線は君へいってしまう

どうにかしてあげたい
そんな気持ちを胸にひめ
でも、言葉にできなくて
その悲しそうな君をただ
見つけているだけの私


君に力がないんだったら
僕の力を君に
そういいたいのはやまやまなのに
否定されるのが怖くなる

輝けない君だって見つけてしまう
そんな私は君に依存症
一粒の光さえあれば
君はまた輝けるのかな
自分を犠牲にしてまで君を助けたい

「私の光を使ってもいいよ?」
秘めていた言葉を君にはなつ
君はびっくりしたような顔を見せ
ただ、悔しそうに、悲しそうに
私を見つめ返している


「そんなことはできない」
君の口からきいた
否定の言葉が耳から離れない
白から黒へと少しずつ染まっていく

「そんなことをしたら君は・・」
君はいったい何を言いたいの?
一粒の光をもらったとしても
それは君の光なんだ
君だけの光なんだからもらえない

僕は僕の力で光りたい
君の口からきいた本音
輝けないといっていた君の口から
聞けた本当の言葉


…じゃあ、一緒に輝かない?
私の光を君にあててあげる
そしたらさ、
…君も少しでも輝けるかもしれないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

輝くぼくら

光を失ってしまい、もう輝けないと思っている星と少しでも助けてあげたいと思う星の話

閲覧数:169

投稿日:2013/04/05 17:29:56

文字数:630文字

カテゴリ:歌詞

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