（イントロ）
もう死んでしまいたい　そんな気持ちで
いつもの帰り道を逸れて　海ヘと向かう

（A）
大切で仕方なかった　恋を失ったんだ
家は怒鳴り声と破壊音ばかり　もう生きる気力がわかない

（B）
十代の悩みなんて
過ぎてしまえば大丈夫って言うけれど
今の私には　今が耐えられない

（サビ）
けれども　肝心の　死ぬ気力すらわかなくて
河口にかかる　大きな橋から　海に沈む　夕陽を見ていた
煌々と夕陽
私が沈みたかった　海に沈んでいく
何も考えられない　一面　オレンジと灰色の世界が広がる

（C）
私を振った　彼氏は私に　「つまんねー女」と吐き捨てた
本当に　つまんねー　大嫌い

（サビ）
けれども　突然胸のなかに（突然）　小さく青い竜巻
吹雪みたいに　凛とした竜巻（竜巻）
どこかプライドに　よく似た気配で消える様子がない
こいつが消えるまでは（消えるまでは）
何とか踏みとどまるしかないのかも
帰ろう（渋々）　大嫌いなあの家へと

竜巻と一緒に

（カッコ内はコーラス部分）


【読み方】

（イントロ）
もうしんでしまいたい　そんなきもちで
いつものかえりみちをそれて　うみヘとむかう

（A）
たいせつでしかたなかった　こいをうしなったんだ
いえはどなりごえと　はかいおんばかり　
もういきるきりょくがわかない

（B）
じゅうだいのなやみなんて
すぎてしまえばだいじょうぶっていうけれど
いまのわたしには　いまがたえられない

（サビ）
けれども　かんじんの　しぬきりょくすらわかなくて
かこうにかかる　おおきなはしから　
うみにしずむ　ゆうひをみていた
こうこうとたいよう
わたしがしずみたかった　うみにしずんでいく
なにもかんがえられない　
いちめん　おれんじとはいいろのせかいがひろがる

（C）
わたしをふった　かれしはわたしに　
「つまんねーおんな」とはきすてた
ほんとうに　つまんねー　だいきらい

（サビ）
けれども　とつぜんむねのなかに（とつぜん）　
ちいさくあおいたつまき
ふぶきみたいに　りんとしたたつまき（たつまき）
どこかぷらいどに　よくにたけはいで　きえるようすがない
こいつがきえるまでは（きえるまでは）
なんとかふみとどまるしかないのかも
かえろう（しぶしぶ）　だいきらいなあのいえへと

たつまきといっしょに

（カッコ内はコーラス部分）