ああ 日々変わってゆくんだ 少しずつだけど
当たり前なんだ 諸行無常さ

でもさ 変わらないんだ 根本は
あいもかわらず 木偶の坊さ

未来という目隠し
過去という鎖
ねえ 進みたいんだよ
五里霧中なんだよ

怖いんだ でも わくわくするんだ
つまりは未知なんだ
進めないんだ でも 見てみたいんだ
両極端の存在

夢見たい でも 現実はね…
もうガキじゃねえんだし
歩きたいんだ でも 靴がないんだ
跣でいいだろうが

…もう わけわかんないよ


ああ 吐いてみたんだ 心のはしっこを
楽になりたくてさ ちょっとだけでも

とんだ思い違い
冷たい理解不能
ねえ わかってほしいんだよ
阿鼻叫喚なんだよ

嫌なんだよ でも 楽しいんだよ
つまりはややこしいんだ
叫びたいんだ でも ノドは枯れてんだ
矛盾ばかりの存在

じゃまくさいよ でも 妥協したくない
やかましいプライド
認めたくない でも わかってる
自分が一番ね

…もう どおでもよくね？


叫びたがるんだ 衝動が
もつれてからまって散らかってる 精神が
今すぐ走り出したい 地の果てまで
なのに なのに 足が折れちまってんだ
あー どーせはじめから ムリだったんだろ


なのに 吹っ切れない 諦めきれない
最後に 残る なけなしのプライドが 厄介なプライドが
終わらせたい 逃げ出したい
でも 理性が それを拒む


知ってるんだ 逃げたとしても
覆ることのない 存在は…