どんどん すたすた 
らんらん るんるん が いなくなる

そのうち何も見えなくなる 聞こえなくなる
明日になれば元に戻って またいなくなる

だって知らないもん 分かんないもん 繰り返して
おんなじ言葉ばっか口から吐いて 呟いて また一人で怒って 一人で泣いて

しかたないじゃない、だって一人ぼっちなんだもん

あきらめるしかないでしょう? 人なんてもう居ないんだから。

たかたか すたすた ひとり分 しくしく どくどく ひとり分

僕が出す音以外存在しない。かなしいなあ かなしいなあ


声が聞こえたのかな、誰の声かな、聞こえた方へ

あぁ ラジオか、ここからなら音は聞こえるのに皆はどこへいったのか

やっと気づく。消えたのは皆じゃない この 僕だ

気づいたら悲しくなった 泣きたくなった 会いたくなった

でも出口はどこにもないよ。今更探す元気もないよ。

ふと、思ったよ。皆は始めからいなかったのかもしれないね。
だって誰の顔も思い出せないんだよ。冷たいものが頬を流れるけれど
もう何にも思わなくなった。しかたないよね、分からなくなったんだよ。もう。

もういいじゃないか 今まで一人だったじゃないか 大丈夫だよ
今更会えたところでだれも覚えてないよ。僕が覚えてないんだから。

それでも声だけは思い出す。皆歌が好きだった。僕も好きだった。

それだけで今は十分かもしれないね そうだよ もういいよ

それじゃあまた一人で歌おうか


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寂しくはないはずだ

出来れば会いたかったな

閲覧数:44

投稿日:2010/11/28 21:42:49

文字数:627文字

カテゴリ:歌詞

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