泣きながら、君は笑って
内緒の話をしようと言った
僕は変わらず、呼吸を止めて
君より一つ 後ろに落ちた

物語は音を立てて
知らない間に終わっていたね
君は隠して、蔑む空を
絵空事だとまた笑ってた

歩き出しそうな時間を
抱き締めては誤魔化して
36度5分
溶けそうな日差しに、
今も探してる

君の嘘も、君の声も、
消えそうな時さえも
自己愛の為に愛していた
動けなくて、止まらなくて、
それでも怖いから
昨日になった君を、守った





過去形を手繰り寄せては
笑えるくらいの、嘘だと知った
零れ落ちては、作り直して
二度と進まない 夢を見ている

止まる事はない痛みを
目隠しして、空に離した
繰り返す夕暮れ
認めない最後を
今でも愛してる

僕の愛が偽りでも、
それが君だとしても、
壊せない空を嫌っていた
守りながら、溺れながら
それでも痛いから、
昨日のままの僕が、泣いた

夏の終わり 日々が笑って
今も 明日も って繋げてた夢
ほんの少し震えながら 約束をして
紡ぐはずだった君と、僕とを…

君の愛を、僕の嘘を
二人作った夢を
置き去りにして歩き出した
君は泣いて、僕を押した
それでも笑いながら
「 」

絵空事の 温かさと
守りきれなかった君と
8月32日の夢
愛想笑い繰り返して
二度とは戻れぬ日々に
まだ、消えない愛を添えた

君と出逢えて、幸せでした。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

8月32日

8月32日に見た夢は、

閲覧数:147

投稿日:2012/09/02 01:21:04

文字数:617文字

カテゴリ:歌詞

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