A
人生は電化製品の行く末みたいだ　あなたは新品ピカピカ最新機種
みんなに喜ばれて　みなにもてはやされる
ちょっと経つとあなたがいるのがあたりまえ
B
そのうち最新型があなたの代わりに入ってくる
旧型は愛され続けるか打ち捨てられるだろう
そして誰にも気づかれずにプツリと命尽きていく
S1
人生なんてそんなもん
散々使われた後は捨てられる
S2
誰にも気づかれずに一人で朽ちてゆく　誰にも褒められないけどそれでいいよ
私にはこれ以上なんてないんだ
A
人生はしばしばキャンバスに例えられる　あなたなら白いキャンバスに何を書く？
無難な絵をかく人　入賞を狙う人
きっとみんな楽しんでるに違いない
B
だけど落っことして絵が汚れてしまう人もいる
その絵はやり直しがきかない取り返しがつかない
真っ黒になった絵の前であなたは泣いているだろう
S1
こんな人生いやだ
今までの頑張りが全部無駄
S2
「白い絵の具で書き直せばいいじゃん　個性的な絵になるよ」と誰かが言う
あきらめなければ景色は変わるんだよ
A
人生は横断歩道だと私は思う　白線コンクリ交互に並んでるから
朝が来て夜が来て　それがどこまでも続く
私が渡りきるまでずっと続いてく
C
あなたなら人生を何に例える？　どんなのがあなたの人生なの？
何が私の人生なの？　「人生」てなんなの？

まぁ要するに
S1
人生なんてただの物
そこにあるだけで全部同じもの
私たちの使い方次第
きっとなんにでも使えるからね
S2
あなたはあなたの私は私の
自分らしく人生を振ればいい
人生は何にだってなるんだから