乾いた風が音を立て    それでも静かに過ぎていく
優しい光に包まれて    歩みを止めて振り返る
気づけば夏も過ぎていて  柔い日差しに目を細め
オレンジ色に染め上げる  夕日に背中を向けていた

このままずっと"ここにいたいと"
願った僕は愚かだろうな

空虚な影が伸びていた   届かぬ夢に手を伸ばしてる
あの青空に焦がれては   叶わぬ夢を描いてる




過ぎてく時間を傍観し   追いかけることを諦めた
灯る光も吹き消して    優しい光に溺れてる

あれからずっと"変わっていない"と
理解った僕は馬鹿なんだろう

街は赤く染まってた    届かぬ景色はぼやけてる
昨日はそこにあったのに  いつから失くなってしまったんだろう




空虚な影が伸びていた   届かぬ夢に手を伸ばしてる
あの青空に焦がれては   叶わぬ夢を描いてる

寒い空に手を伸ばし    オレンジ色に染められる手が
何かを掴めることを    知らないだけだよ 僕らは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

未完成な夕暮れ

かなりリズムを中心に考えてみました。
歌詞というよりは詩に近い感じで。

進むことをやめた子が、再び奮起するような話です。
奮起するまでには至りませんが。


金木犀を使いたかったんですが、語数が悪い。
テトが歌います。

閲覧数:432

投稿日:2014/10/19 19:31:17

文字数:427文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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