A
ひとりきりたどり着いた 銀の壁 金色(こんじき)の扉
 鍵穴を覗き見れば 碧き部屋 君の住処(すみか)
A
永久(とわ)を抱き伸ばす枝の 先に在る朽ちぬ場所、楽園(エデン)
 漆黒の闇を裂いて 切り開き光放つ

B
甘き蜜は琥珀色 雫落ちて零れた
 聖き蜜を掲げて ただ仰ぐ広い蒼穹(そうきゅう)
 

S
ここにMagnolia(マグノリア)あぁ、咲き誇るとき
 闇は伏し 月は満ちた
君はMagnolia  その姿は気高く美しくて
 
罅割れたアリア それでも歌声は
 澄んだ音で 響きわたる
僕のMagnolia 神々しく煌めく 花の化身



A
北を指し花開いた その香り何よりも貴(たか)く
 純白の花弁纏い 露に濡れ輝く花

B
黒き蝶が取り巻いて 甘き蜜を求める
 影がそっと近づく なにもかも君は知ってた

S
罪は色褪せて もう跡形もなく 
 僕の枷 はらり、解けた 
触れるMagnolia その指先はなぜか温かくて

純白のマリア 聖母は微笑んで
 包み込む すべてのもの
揺れるMagnolia 風の中で佇む 花の化身


C 
忍び寄る誘惑 振り払うための強さを
 待つだけの最期に 別れ告げる勇気さえくれた
 
僕が持つ弱さを 打ち砕いた瞳の深さに
 この胸は震えて 惹き込まれた囚われの心
  

S
ここにMagnolia(マグノリア)あぁ、咲き誇るとき
 闇は伏し 星が点いた
君はMagnolia  その姿は気高く美しくて
 
罅割れたアリア それでも歌声は
 澄んだ音で 響きわたる
僕のMagnolia 君がくれた灯(ともしび)忘れないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

マグノリア―MaGNOLIa―

Magnolia=木蓮のこと
花弁一枚が必ず北を指すという性質に”道しるべ”のようなものを感じたのでこんな内容に…

※ピアプロの外に出すときのみライセンス条件をご参照ください。

閲覧数:131

投稿日:2012/01/02 14:23:35

文字数:692文字

カテゴリ:歌詞

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