ーシノ、帰宅。

シノ「お母さん〜!ただいま〜!」

シノ母「おかえり。シノ、今日ご飯オムライスだよ〜」

シノ「わーい!お父さんはまだ仕事〜?今日遅いのかなあ〜??ユウ兄は部屋にいるー?」

シノ母「ユウタ、彼女とデートだって。お父さんもう直ぐ帰ってくるよーお風呂入っておいで。」

シノ「お兄ちゃん、彼女できたの!?!?夏のせい!?!?どうしたのお兄ちゃん!」

シノ母「ハハハッ。お兄ちゃんにも青春が来たね♪んー、シノちゃんは??(母が顔を覗き込む)」

シノ「え⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄!?え!?」

シノ母「ふふふ、恋してるね❤︎あとでお母さんに聞かせてね♪」

シノ「……………お風呂行ってくる!!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜*

シノ父「ただいま。母さん。」

シノ母「おかえりなさい。ご苦労様でした。シノがそろそろ、お風呂上がってくるのでご飯にしましょう。」

シノ父「はい。着替えてくるね。」

シノ「あ!お父さん!おかえりない!!!お仕事、おつかれさま!!」

シノ父「あーシノ(満面の優しい顔)いつもありがとう。シノも学校、どうだった?ご飯の時に話をしようね」

シノ「はーい!!!!お母さん、ご飯シノが盛るねー!!」

〜〜〜〜〜〜*

⑹2019.8.19 8:20〜8:50


シノ父「シノ、最近学校はどうだ?変わった事はないか?」

シノ「んー?うん!()楽しいよ☻ミナと何かあればアカネさんのとこ(Pacuz Cafe.)行ってる!」

シノ父「アカネさんもこっちに引っ越してきて何年だ?シノたちが中学入学した少し後だったか〜夏だったな」

シノ「そうだね、4年目くらいかな?大切な私たちの青春の場所だから無くならないようにたくさん通わなきゃ!唯一のカフェ!パンケーキ!!」

シノ母「お母さんも久しぶりに行きたいわ。今度家族で行きましょうよ、お父さん。暑中見舞い持って。」

シノ父「そうだな〜家族で買い物とかしようか、ユウタは忙しいのか?」

シノ「お兄、彼女出来たって!夏のせいじゃんね!」

シノ父「なんだよ、夏のせいって笑」

ー22:00。"ガチャ。"

シノ「あ、帰ってきた!お兄ちゃ〜〜〜〜〜ん?お帰り。彼女とデート!?(ニヤリ)」

ユウタ兄「うん。そうだよ。」

シノ「ねー!誰?相手誰なの?私の知ってる人!?」

ユウタ兄「知ってるよ。」

シノ「え!だーれー?」

ユウタ兄「お前の部活の先輩。部長だよ。」

シノ「え!?飛鳥先輩(ソフトテニス部部長)なの??え!?あんな綺麗な人と!?」

ユウタ兄「先月、告白されたんだよ。びっくりしたけど…俺で大丈夫かな?とかめっちゃ不安になったけどね」

シノ「待って?思考回路追いつかない!待って!」

ユウタ兄「あとで、飛鳥がお前に挨拶したいって」

シノ「待って!嘘でしょ!私まだ入ったばかりの新人だよ。飛鳥先輩に覚えられてる事件??!!」

ユウタ兄「今度、家に遊びに連れてくるから。そのときな。」

シノ「えええっ緊張するよ〜何話せばいいの?!」

ユウタ兄「笑笑」

ー次の日。放課後、『部活。』

ソフトテニス部『1.2.3〜〜〜〜!』

飛鳥部長「はい、次ロングストローク〜!!!!急いで、走って〜!!ホアに廻って〜!間に合わないよ〜!」

シノ「(緊張)、、、お願いします!」

『1.2.3〜〜〜〜!』

(素早く廻って、ロングストロークにも丁寧にホアハンドで適応"スポーツ万能なシノ")

飛鳥部長「、、、!陽華さん!今の凄い綺麗だった!もうちょっと余裕出てきたらクロスにロングストローク返せるように〜!」

シノ「……………!!!はい!!!ありがとうございます!!!!」

飛鳥部長「(о´∀`о)b」

シノ「⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄」

他部員「ザワ……ザワ……」

ユウ(他のクラスの同級生)「………え、シノちゃん凄い!まだ慣れてない練習なのに!」

シノ「え?あ、ありがとう!もっと頑張る!」

顧問『はーい!集合ーーーー!!』

飛鳥部長「集合!」
部員一同「ハイ!!!」

顧問「はい。話すからよく聞いて。来月の夏休み期間中にある夏季総合連合大会。ペアの発表します。1年生は初めての大会。3年生は最後の大会。よく聞いてね。」

ー発表。

顧問「朝熊カズサ、1番手後衛。鐘夕飛鳥、1番手前衛。」

カズサ、飛鳥「(手を組み合わせ、よろしくとアイコンタクトで挨拶)」

顧問「陽華シノさん、1番手後衛。真崎ユウさん、1番手前衛。」

シノ、ユウ「!!!!(目を合わせてぎこちなく会釈)」

ー1年生、初めてのペア。シノのワクワクが止まらない。

飛鳥部長「シノちゃん、頑張ろうね!」

シノ「、、、、!飛鳥先輩!!、、、はい!頑張ります!」

ユウ「(会釈)」

シノ、ユウ「よろしくお願いします!!!!」

ー7月、いよいよ夏本番を迎える。大きくシノの人生が大きく動き出す。

シノ父「シノ。シノには将来の夢…みたいのはあるか?今じゃなくてもこうなりたいなぁ、とかあぁなりたいなぁ。とか」

シノ「え…将来の夢?」

シノ父「風鳥高校に入るとき、シノはどう思って入学を決めた?」

シノ「えっと………スポーツに力を入れてる高校だったから。ソフトテニスがやってみたかったから強い高校だったって言うのを聞いてかな?」

シノ父「そうか。シノは昔からスポーツ何やっても成績も良かった。好きな事がきっとシノを導いてくれる。今は何も見えなくてもいつかはきっと光が見えてくる。その事を忘れないように。」

シノ「はい!お父さん!」

シノ母「(にっこり)」


ー翌朝、登校。

ミナ「シノ!おはよう!夏の大会!おめでとう!一番手でしょ?さっき、テニス部の子たちがシノの話ししてた!」

シノ「ミナ〜おはよ〜(涙目)」

ミナ「え?なんで泣いてる?どうした?」

シノ「ハル君〜、、、昨日休んでてさ話してないのがなんか寂しい〜。この前の水族館の話、、、あああ。今日来るかなぁ?」

ミナ「昨日、あんた何してた?」

シノ「え?部活の事で頭いっぱいだった、、、色々あってさ(お兄ちゃんと飛鳥部長の事とか)」

ミナ「違うよ!ノートとか書いてあげたら?」

シノ「え!確かに休んじゃったら授業分からないもんね。」

ミナ「ハルト君、あまり周りと関わってないからさ。あんたくらいでしょ?」

シノ「今日来るといいなぁ〜。」

ーキーンコーン、カーンコーン。

鳴鮫先生「出席取ります。〜*柚子峯ハルト君、本日も体調不良でお休みです。次、陽華シノさん!」

シノ「…………」

鳴鮫先生「陽華さん!!!(?)」

シノ「あ!はい!」

鳴鮫先生「(?)」

〜*お昼

ミナ「ハルト君、おやすみだったね。シノ、出席の時ぼけっとしすぎだよ。ハルト君の次に名前呼ばれるんだからさ。笑笑」

シノ「……………ああああ、心配でご飯食べるところじゃない!」

ミナ「え?じゃあ、ちょーだい?シノママのご飯だいすきっ❤︎もーらいっ!」

シノ「何かさあ、してあげられないかなあ。夏風邪かなあ?なんでこんなに胸がざわざわするの?あーもう!」

ミナ「シノ笑笑それ恋だから!そろそろわかりなよ。wちょっとさ、先生のとこ放課後行こうよ!なんかお家持って行ってあげられる物あるなら、一緒に行ってあげるから昨日と今日のノート写したの持って行こう?」

シノ「え!」

ー放課後、先生のとこに駆け寄る。

鳴鮫先生「ん?どうした?二人して。」

ミナ「先生、柚子峯君のお家にお見舞い行きたいんですけど、何か書類とか持っていくものありませんか?」

鳴鮫先生「お、とても助かる。親御さんに書類持っててほしい物がある。柚子峯のウチわかるか?」

シノ「あ、はい!わかります。すぐ隣町で、ウチはその先なので。帰り寄ってから帰れます。」

鳴鮫先生「そうか。お前たちは学区が隣だったんだもんな、中学は別だったから接点は無かったんだっけ?」

シノ「はい、高校上がってクラス同じになって、隣町って話してどっかって会ったことあったかもねって話したりしました。」

鳴鮫先生「そっか、クラスメート大切にする頼もしい生徒を持てて僕も嬉しいよ。ありがとうね。では、これ頼んだよ。」

シノ「はい!昨日と今日の授業のノートもハル君に持っていきます!」

鳴鮫先生「(にっこり)気をつけてな。」

ミナ「ありがとうございました!お先失礼します!」

シノ「(会釈)」

〜*

鳴鮫先生「(そうか、いいな。高校生は。)」


⑺2019.8.20 17:57〜

ミナ「シノ、緊張してるの?」

シノ「うん。よくわかんないけど…なんだろう…。」

ミナ「好きな人に会えるって緊張するんだよね〜」

シノ「え、そうなの?待って、ミナの好きな人とかあまり聞いた事ない。」

ミナ「ははwシノは疎すぎるよ〜昔から」

シノ「(?)」

ミナ「あんたのこと可愛いって思ってる人や凄いって思ってる人案外いるんだよ?気づかなさすぎw」

シノ「え?どうゆう事?」

ミナ「wwww」

シノ「あ!あそこだよ、ハル君のお家。」

ミナ「行こう!親御さんいるかな?」

ーピンポーン。

カザミ「ハーーーーイ!(3歳児)」

ミナ・シノ「(?)」

ハルト母「インターホン:はい。どちら様ですか?」

シノ「あ!ハルト君のクラスメートの陽華シノと」

ミナ「桜遊ミナです!学校の書類など届けに来ました!」

ハルト母「あ、ありがとう。今出ますね。」

ーガチャ。

シノ・ミナ「こんにちは!(お辞儀)」

ハルト母「こんにちは。わざわざありがとう。初めまして、ハルトの母のカナエです。」

シノ「初めまして。あ…あのハルト君、体調大丈夫ですか?!」

ハルト母「あ、うん…。心配ありがとうね。大丈夫よ。ただの夏風邪なんだけどね、熱も引いたから明日には行けると思うの。」

ミナ「シノ、書類…!」

シノ「あ、はい。これ、ノートの写しもハルト君に渡しておいてください。学校で待ってるねって伝えて欲しいです!」

ハルト母「本当にありがとう(にっこり)ハルに伝えておくね。お家はどの辺なの?遠くない?大丈夫?」

シノ「あ、はい!隣町なのですぐです。ご心配ありがとうございます!」

シノ・ミナ「(お辞儀)」

⑻2019.8.21 8:17〜

ーハルト、2Fの窓から二人の様子を見て驚く。

ハルト「かあさん、二人どうしたの?」

ハルト母「クラスメートの子でしょ?書類とかハルにノートだって。シノちゃんだったかな?」

ハルト「シノ………(ノートを見る。可愛らしい女の子の文字だなぁ…。)」

ハルト母「体調どう?二人には明日行けると思うよ、って言ったけど。」

ハルト「うん、ていうか学校行きたいかな。熱も下がったし、だいぶ楽になったよ。母さん、ありがとう。」

ハルト母「(?)う…うん。」

次回予告「恋が動き出す」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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✿ハルトシノ物語❺(連載中)

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絵師さん、ボカロP様と共作したい…。

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声劇https://nana-music.com/sounds/04fca47d

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毎日の学校生活の様子です。

思いつきの物語を少しずつ書き上げます。

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投稿日:2019/08/23 08:37:46

文字数:4,542文字

カテゴリ:小説

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