感覚を研ぎ澄ませ その先に何がある
感覚を研ぎ澄ませ その先に、何が見える


終わりのない迷路 手探りで歩いてく
道標になるのは 朗々続く語り唄

嗚呼 狼が語り出す
哀れな兎の末路
その牙には真っ赤な血が滴って
腹は満腹に膨れて

「さぁ どんな話がいい?」
全ては彼の腹の中・・・


感覚を研ぎ澄ませ 行く先は遥か闇
感覚を研ぎ澄ませ 逝く先は、すぐ其処に


果てしのない森に 梟の鳴き声
道標になるのは 哄々(こうこう)響く嗤い声

嗚呼 狼が嗤い出す
哀れな生贄(ひつじ)の最期
その口は異様なほど赤く濡れ
舌は汚れた鼻を拭う

「さぁ どんな話がいい?」
全ては彼の腹の中・・・


点々と続いていく 赤と白を目印に
狼を狙い撃つ哀れな狩人
その最期を知る者は いない

ただ 悲鳴だけが道標


嗚呼 狼が唄い出す
哀れな獣の末路
その爪には汚れた毛が貼り付いて
腹は満腹に膨れて


「さぁ どんな話がいい?」
全ては彼の腹の中・・・

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

狼の語り

コラボ(http://piapro.jp/collabo/?id=10635)提出用。

これを書いた時の精神状態が容易に想像できます;;

閲覧数:164

投稿日:2009/10/29 21:06:49

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

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