「曖昧な未来」


a
初めての感情ではないけれど
前のあの子よりも好きだと思うんだ
正直忘れたわけではないけれど
今のこの子のこと好きだと思うんだ

b
そんなことは今が楽しければどうでもいい
昔のことは今になれば忘れて思い出したりもしないけど
なんとなく面影が似ているのかなんて
ふと思ってもその子の名前は覚えていない

サビ
君がくれたその愛の代わりに
僕は曖昧な未来を誓おう
そんなことは戯言だと
君は言うけど　僕も思うけど
それでも信じて想像してみたい
そんな曖昧な未来を
できることなら君と

a
初めての終わりではないけれど
前のあの子よりも淋しく感じているんだ
正直忘れたくはないけれど
今もあの子のこと好きだと思うんだ

c
曖昧なままで始まり終わり
恋だの愛だのすべては戯言だったのか？
曖昧なままで終わり始まり
残されたのは結局、ぼくだけだったのか？

サビ、
君がくれた優しさの代わりに
僕は曖昧な返事しかできていない
そんなことが戯言でも
僕が言っても　君はきこえない
それでも本音は伝わらなくて
そんな曖昧な言葉を
できることなら君に



d
すべて戯言で済ませるの？

サビ
君がくれたその愛の代わりに
僕が誓った曖昧な未来を
そんなものは戯言だと
君は笑うけど　僕は真剣だ
それでも信じて想像してみたい
そんな曖昧な未来を
できることなら君と



サビ
君がくれたその愛の代わりに
僕はなにをすればよかったのだろう？
こんなことも戯言だと
君は笑うかな　僕も笑いたい
それでも信じて想像してみたい
そんな曖昧な未来を
できることなら笑って