(かごめ かごめ
籠の中の鳥は いついつ出やる)


白い陶器のあんよにおこぼ
赤い鼻緒は重かろう

毎日おしろいはたいても
迎えの来ない格子越し

御髪は射干玉 簪さらり
紅さす唇恋知らず

わたしのこの身はいちもんめ
花ひと廻りで咲いて散る


日は堕ち月欠け闇深く
あさき夢見し 酔いもせず

金のべべ着て待つばかり
あとは蛇となれ鬼となれ

有為の奥山 今日越えて
無為の幽谷 通りゃんせ

わたしのこの身はいちもんめ
花ひと廻りで咲いて散る


(かごめ かごめ
籠の中の鳥は いついつ出やる)


籠目 籠の女
終の住処を いついつ出よか

鶴亀すべる夜明けの晩は
目隠しせずとも見えはせぬ

籠目 籠の女 闇にも慣れて
うしろの正面 


だ あ れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

♪かごめ

もったいない精神により、
埋もれていたままのテキストを救済しました。

閲覧数:118

投稿日:2014/11/18 23:56:50

文字数:357文字

カテゴリ:歌詞

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