夕立に急かされるように
近くの喫茶店に入った
窓辺の席のガラス越しに
濡れた歩道のキミと目が合った

目の前に座ったキミに尋ねたい
「キミは本当に私が好きなの?」
もし口に出せば
私たちは壊れてしまう
アイスティーに浮かぶ氷が
ひび割れる音がした

キミは春の人だ
とても優しくて
側に居るだけで胸が温かくなる
でも握った左手の中に私は
罪悪感を隠している

あの夏の日に砕けた恋が
まだ私の心には刺さっているから
傷痕を隠すように笑ってみせた
そんな恋はもう終わりにしよう

私は XX が好きです

君は夏の人だった
とても眩しくて
側に居るだけで躰が熱くなる
でも君の隣に私の場所がないことを
とっくに分かっていたのに

キミに嘘をついて
解けない秘密を抱えても
私の頬を撫でて許してくれるのだろう
でもそれが私の首を絞めるから
笑っていられるだろうか
君が見えなくなるまで
あと少しだけ

また蝉の声がする
夕立が止んだらしい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏の人

「笑っていられるだろうか」

マジカルミライ2018にて頒布したSONOCA「夏の人」収録曲です。

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閲覧数:226

投稿日:2018/09/08 10:30:03

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

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