#22-2「みんな忙しいし…」




グミが嬉しさのあまり倒れてしまった

ミクは一人ではどうすることもできなかったので、寮の誰かに助けを呼ぼうとして携帯を取り出した


だれに電話をかけようか…

「カイト兄さん、がくぽさん、レン君、ネルさんは仕事だし…メイコ姉さんは病み上がりだし…」

「となると…ハクさんかルカ姉さんかな…」


しかし、ハクやルカは、ミクよりも力がない


「リンちゃんじゃ、背も足りないしなぁ…となると…残るは……」


ミクは消去法でリリィに電話をかけた





「もしもし!?ミクちゃん!!どうしたの!!私に電話くれるなんて自己紹介してくれた時以来じゃない!?」

「あ…あの…リリィさん?今、時間大丈夫ですか?」

「大丈夫!大丈夫!ミクちゃんのためなら、時間がなくたって大丈夫よ!!」

「はは…実はグミさんが倒れてしまいまして…」

「はぁ…ミクちゃんの声…よく透き通ってて素敵……」


リリィはミクの話を聞いていない


「あの?リリィさん?」

「ミクちゃん!今すぐ、私の部屋に来なさい!かわいがってあげるから!!」

「あ…あの…そうじゃなくて…グミさんが…」

「はぁ…はぁ…ミクちゃんかわいいよ…食べちゃいたい」


リリィがそういった瞬間だった

倒れていたグミが素早く起き上がり、ミクの携帯を奪った


「こぉらぁぁ!!リリィ!!ミク様に手を出すなっていっただろうが!!」


グミが携帯に向かって大声で叫び、通話終了ボタンを押した





そして、ミクはその一連の流れに驚いて尻もちをついていた


「あ、ミク様!大丈夫ですか?私がリリィの魔の手からミク様をお守りいたします!!」


そういって、手を差し伸べた


「は、はいっ!」


ミクは声が裏返ってしまった

グミさんって、怒るとこわそうだなと感じるミクであった








「うーん…ボウリングも飽きましたね…ミク様!他、行きましょう!」


グミが突然そんなことを言い出した


「え?まだ、一球も投げてない…」

「さぁ!いきましょう!!」

「えぇ!?わあぁぁぁぁぁ!!」


ミクはグミに再び腕をガシッと掴まれて、その場から連れ去られた



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#22-2

グミはミクの前だと敬語だよねw

グミのトラブルメーカーは相変わらずですw
リリィも相変わらずですw

さぁ、次はどこにいくのかな?
うーん…もしかしたら#22はつまらない回になるような……
挽回できるか?

閲覧数:267

投稿日:2012/01/27 19:10:16

文字数:943文字

カテゴリ:小説

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  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    ロリィ黙れwww

    そしてまだまだ災難ストリームは渦巻き続ける!!ああ、ミクがどんどん暴風域に…!!

    2012/01/28 23:32:39

    • しるる

      しるる

      ロリィがいないと成立しない話だってあるんだぞ!!キリ

      え?あるよね?…あったよね?あれ?なかったっけ?オロオロ

      2012/01/29 02:11:48

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