悲しみはない
微笑みを送りつける人もない
冷える夜と空腹に
涙をこぼすことがある

どこへでも行ける
翼を手に入れたと思った
だれのせいでもなかったと
少しあとで気づいた

ただよう雲は
自由なようでいて
よどみ流れる風にまかれ
行き先も知らずさまようだけ

暖まるだけの
酒のほかに望むものは特にない
ずっと昔人並みに
夢を見たこともある

新聞紙につつんで抱えている
もてあます思い出を
暖めるようで
触れられずにいるまま

思い出せないが
愛されたこともあった
だれも見ていない夜明けに
不思議な鳥を見た
悲しみを
夢を連れていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【鏡音リン】flow【オリジナル】

閲覧数:120

投稿日:2011/01/23 23:40:44

文字数:269文字

カテゴリ:歌詞

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