RedScarf

作詞:わたがしP

ある日ママがいったの
森の奥の花畑
赤い屋根の家
おばさまに
パンを

森にさえずる小鳥
野に広がる赤い鈴
すべてが彼女を彩る

忍び寄るいかれた刃
飢えた目が見つめるものは
赤い屋根の家

扉を破る
こぼれる時間
消えてく日常に
途切れた悲鳴…


ある日ママがいったの
森の奥の花畑
赤い屋根の家
おばさまに
ジャムを

森にこぼれた胡桃
野に流れた澄んだ水
世界が始まったばかり

待ち受けるいかれた目
欲望の黒い心は
赤い屋根の家

扉を開く
とまった時間
毛布の中に
隠された嘘

大きな耳が
大きな目が
大きな口が
彼女を狙う

ある日ママがいったの
森の奥の花畑
赤い屋根の家
おばさまに
パンを

扉を破る
こぼれる時間
消えかかる現実に
放たれた悲鳴…

次に赤い屋根の家に
花が咲いた頃
彼女は苺を摘んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

RedScarf

つまり赤ずきんちゃんってことで

閲覧数:41

投稿日:2010/05/04 15:22:49

文字数:388文字

カテゴリ:歌詞

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