A
どうしても
どうしても時は巡る
どんなに今日が冷たかろうと
他の誰かにとっては
昨日と同じ毎日が続くだけ
ただそれだけ
手を伸ばせば届く距離にある
あなたの明日が優しく笑う
二度と触れられないからこそ
優しく笑って見える
B
強くなりたかった あなたのために
賢くなりたかった あなたのために
何もできなかった あなたのために
それでもやっぱり
あなたのために死にたかったなあ
S
永遠にとって100年なんて
ほんのひと瞬きのはずだろう
それなのにどうして僕らは
星が霞んで見えるほど遠くを見ながら
そばにある体温ひとつさえ見失って
二度と出会えないことだけを
痛いほど知ってしまうの
ああ、これが運命だったのだと
悲しいほど わかってしまうの
永遠なんていらなかった
いらなかったよ
A
どうしても
どうしても時は巡る
どんなに僕が寂しがろうと
他の誰かにとっては
ひとつの蝋燭が揺れて消えるだけ
ただそれだけ
B
強くあればきっと 守れるはずだ
賢く生きていれば 迷わずに済む
何もできなくても あなたはたぶん
それでいいよって
いつもの顔で笑うだろうけど
S
永遠にとって100年なんて
ほんのひと瞬きのはずだろう
それなのにどうして僕らは
死に方ひとつ選べない弱さを抱えて
愛しくて仕方ない光にさえ焼かれて
二度と離さないと誓った
大切な夜の足掻きも
ああ、全て忘れて生きていける
その強さも 許してしまうの
あなたのために死にたかった
死にたかったよ
A
どうしても
どうしても時は巡る
どんなに僕が希おうと
あなただけを置き去りに
踏み出された一歩目と生きるだけ
ただそれだけ
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