サビ
かがやく明の星
苔むす森の朝よ
息づく草木は群れ
深き緑のビロウド
1A
ひとりあそびに飽きた娘がふらり
踏み入れた深い深い森の入り口
昼なお暗く来る人を拒むよう
まるで海の底 静まり返っていた
1サビ
かがやく真昼にも
苔むす森は薄闇
さやさや鳴ったのは
風か見知らぬ獣か
2A
娘はこくり息を飲み踏み出す
やわらかな苔の上足跡つけて
進めば進むほど吸い込まれそうな
さまざまな緑に溶け込んでしまう
2サビ
夕暮れの赤い日も
森の底までは届かず
娘はさらに奥へ小さな足で進んだ
帰り道は消えていく
森の底に夜がくれば
娘は忘れていく
我が家も自分の名前も
C
la la la ...
3サビ
苔むす森の底
ひらり消えた赤い裾
ビロウド
ザネリ様の作品 http://piapro.jp/t/6uds
に歌詞を書かせていただきました
深い森と迷い込んだ少女の歌です
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