サビ
かがやく明の星
苔むす森の朝よ
息づく草木は群れ
深き緑のビロウド

1A
ひとりあそびに飽きた娘がふらり
踏み入れた深い深い森の入り口
昼なお暗く来る人を拒むよう
まるで海の底 静まり返っていた

1サビ
かがやく真昼にも
苔むす森は薄闇
さやさや鳴ったのは
風か見知らぬ獣か

2A
娘はこくり息を飲み踏み出す
やわらかな苔の上足跡つけて
進めば進むほど吸い込まれそうな
さまざまな緑に溶け込んでしまう

2サビ
夕暮れの赤い日も
森の底までは届かず
娘はさらに奥へ小さな足で進んだ
帰り道は消えていく
森の底に夜がくれば
娘は忘れていく
我が家も自分の名前も

C
la la la ...

3サビ
苔むす森の底
ひらり消えた赤い裾

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ビロウド

ザネリ様の作品 http://piapro.jp/t/6uds
に歌詞を書かせていただきました

深い森と迷い込んだ少女の歌です

閲覧数:222

投稿日:2018/03/04 13:18:20

文字数:323文字

カテゴリ:歌詞

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